コラム

今日往診に出る前にふと足元をみると、プルームOックの吸い殻？

が落ちてました。あれ良くないですね。

喫煙がおススメ出来ないのはおいといても、

カラフルでお子さんの興味を引きそうな上、飲んだら詰まりそうな

サイズがちょっとドキッとさせられます。お子さんのためにも

キチンと処理なさってください。

それでは前回の続きです。

　１．のどが渇く

　２．体が怠くなる

　３．頭がぼーっとして集中できない（薬を飲まなくても）

　４．上唇が富士山になっている（結構重要）

前回は１の話をさせていただきました。今回は２．３です。４はLINE＠でお話しさせていただきます。

本日は生物学ですが、長くなっちゃうので簡易的に説明します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

もともと生き物は糖からエネルギーを得ますが、人間の場合２系統存在します。

１つは緊急事態用　もう一つは通常用です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

通常は酸素も豊富にとれるので、酸素をゆっくり燃焼させて、大量のエネルギーを得ます。

ゆっくりなので体の負担も小さく、効率がいいです。

緊急用はエネルギーが緊急に必要な場合、酸素を急激に消費し少しのエネルギーを得ます。

その後通常時に再利用されますが、効率はすごく悪いです。また体の負担も大きいです。　　　　　　　　　　

緊急時は運動中がわかりやすいですね。この時の呼吸はまさに口呼吸です。

いま口呼吸を１５秒してみて下さい・・・・・。

いかがでしょう？頭がくらくらしませんか？そしてどうでしょう？疲れませんか？

これは口呼吸は酸素をとりこむ量は多いのですが、実際はロスが大きいためです。

簡単な話、上半身に負荷をかけて呼吸しています。

また頭部も上下動するので、集中力が妨げられることもあります。

２．３の原因は口呼吸により・・・

　①エネルギーのロス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　②集中力のロス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　③無駄な筋力運動によるロス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　が生まれます。　だからこそ運動するお子さん、成長期のお子さんの口呼吸は問題なんです。

１流のプレイヤーに歯並びが良い方が多いのも、集中力の点でも有利と言えるわけです。

逆に言えば、錦織選手やロナウジーニョ選手なんかは、ハンデがあるにも関わらずスゴイんです！

でもロナウジーニョ選手も、錦織選手も持続力が・・・。